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様々なブランドブティックが軒を連ねるローヌ通り沿い、モンブラン橋のすぐ傍の一等地に PATEK PHILIPPE SALONS GENEVA はあります。
本社兼工房は現在、ジュネーヴ南部のプラン=レ=ズゥアト(Plan-les-Ouates)に移転していますが、かつてはレマン湖を眼下に望むこの場所で、パテックフィリップの時計が製作されていました。
SIHH2011の後、日本では滅多に目にすることのないグランド・コンプリケーションの数々を見せていただきました。
サロンの扉を開けると、中央が2階までの吹き抜けになっていています。
1階には通常のモデルがディスプレイされていて、奥は商談ルームになっています。
通常のモデルといっても、ショーピースながらクロワゾネのワールドタイムRef.5131をはじめとした珍しいモデルもさらりと展示。
2階はミニッツリピーターやトゥールビヨンを搭載した特別なモデルがディスプレイされていて、商談スペースもゆったり。
BASEL2010の新作、Ref.5339R。
Ref.3939との比較で色々言われましたが、実物は想像していたものよりずっと良かった!
ディスコン近しとの噂のRef.5013
BASEL2009の新作、42ミリケースにカセドラルゴングのリピーターを載せたRef.5074P
PATEKとしては極めて珍しいトランスパレントな文字盤、Ref.5104
瞬時日送り式永久カレンダーを搭載した新しいデザインのミニッツリピーター、Ref.5207
そして、現行PATEKの最高峰、スカイムーン・トゥールビヨン、Ref.5002
写真では理解しがたい彫金も、いざ目の当たりにするとその迫力に思わず息を飲みます。
特別に5階のVIPルームに案内していただきました。
まさに SALONS・・・
PATEKの香りの漂う室内に最高の調度品、大きな窓の外にはレマン湖。
もし将来、いつか、本当にいつかパテックのリピーターを購入する機会があるなら、
こんなところでその音色を確かめたいです!
サロンから出てFPジュルヌのブティックに向かおうとしたその時、偶然ローヌ通りを走り抜ける Aston Rapide に遭遇。
ジュネーヴの街に似合います!
時計の本場ジュネーヴを訪問して、スイス高級時計の最高の位置にパテックフィリップが君臨する事実を改めて実感させられました。
今回はサロンしか訪問できませんでしたが、次回はぜひミュージアム、そして工房に足を踏み入れてみたいです!
www.6park.com